hakuto

うわずみ

うわずみ

泡:根から舞い上がる砂金

たくさんの犠牲の上になりたつ一部の人

上から見ると、それはあたかも楽園のようで

白の重なりが繊細で美しかった

パチパチと不思議な音 


庭を散歩するのが好きだった。
空と緑が同化する境界線がしっとりとしていた。
遥か後ろの空気が耳で触れてみた。
体の空気と大気の、空気が永遠と循環していた。

庭を散歩するのが好きだった。

空と緑が同化する境界線がしっとりとしていた。

遥か後ろの空気が耳で触れてみた。

体の空気と大気の、空気が永遠と循環していた。


処世術

結論から話そう

そこまで難しい事ではない。

ごく ごく かんたんな事が繋がって、

ディティールに目がいかなくなっただけ

認識できない量を見た時

人は、そこに圧倒的な力を 錯覚するだけだから

この錯覚から無駄に想像力を働かせると

判断を誤る

行動を誤る

考え方を誤る

では、どうするか

錯覚を覚えたら、遠くではなく

すぐに 今すぐに足元に目を移すこと

足元のディティールだけ、

認識できる範囲にだけ 目を向ける事

これだけで、だいぶ救われるはずだ


cap
ただ生活しているだけで、たくさんの色が放り込まれる
底に貯まった原色が、重なり合い沈殿してゆく
今ある姿 今ある世界はここに集約されてるんだよ
僕の色と君の色、食べてる想いで色は変われる

cap

ただ生活しているだけで、たくさんの色が放り込まれる

底に貯まった原色が、重なり合い沈殿してゆく

今ある姿 今ある世界はここに集約されてるんだよ

僕の色と君の色、食べてる想いで色は変われる


前進

どこか目的へ向かおうとする。

当然その道筋で色々な物を所有してゆくが所有すればするほど体が重くなり 

 当然目的地へのスピードも遅くなる。

そして注意すべきはそれによって所有物と目的の価値が同質になってしまうことだ。 

 だが時として所有の中に目的を上回る目的が存在する場合もあり、

どうしても洗礼された眼が必要とされる。


リアル

ぅーぅー

ずっと一人で唸りならが、言葉にできないものを作る。

もしも、言葉でそれを表現するなら

無言、もしくは ぅーぅー

説明するように訓練された事の完全なる忘却。

涅槃とは、最高の集中

そういう意味で私たちは散漫だ。

だから言葉すら綺麗に扱えない。

だが悲鳴としては最高の表現として成り立っている。


散文

なんでいつも遅いって

そりゃ、哲学が先にくるから

でも人は生まれてから考えるものだよ

だから、次は死ぬ前に考えるんだよ

それじゃまるで考えるために生まれてきたようだね

そうだよ 考えるために生まれてきたんだよ

考えてみて、それだけはとりあえず分かったよ


散文 無知

一つの風景から得られる喜びは

私の今の感受性に縛られてる

そしてそれだけが、ここでの全てなんだ。

タバコの煙が空間を埋める前に

彼との会話が終わってしまう。

彼女その会話が終わってしまう。

それも、結局はあの風景と同じことなのに

食べられるものなら、何でも食べようとする動物みたいだ

思っている以上に危険な習慣

知らない事を背負う覚悟というべきかな